環境整備プログラム
まちの風景に表現を取り入れる仕組みとして、取手アートプロジェクトでは環境整備事業として2003年より壁画プロジェクトなど、まちのハードに対してのアプローチをおこなってきました。
2010度は、Tappinoを中心とした取手井野団地3街区エリアの色彩計画「3カラプロジェクト」(独立行政法人都市再生機構、茨城住宅管理協会との共同企画)に取り組み、まちに調和し、遊び心を感じさせるデザインを、住民の方の参加のもと実現しました。また2005年に行われた球形ガスホルダーのデザインコンペ「ガスタンクデザインコンペ」(主催:東日本ガス株式会社)の第2回を実施するなど、アートを通じて企業との連携による地域の芸術環境整備をおこなっています。
球形ガスホルダーデザインコンペ

取手市の中心に位置する東日本ガス社の球形ガスホルダーを若手アーティストの発表の場として開き、デザインコンペをおこなっています。現在、取手市には2機の球形ガスホルダーがあり、大きいものには竹下県(先端芸術表現科4年・2005年)、小さいものにキジマ真紀(現代美術家・上記画像・2010年)のデザインが採用されています。
2010年度に実施した指名デザインコンペは下記の要領でおこない、キジマ真紀の作品が選ばれました。のどかな田園風景の中にそびえる球形ガスホルダーのもつ危険物としてのイメージを緩和し、周辺の景観とマッチしたデザインとして、「芸術のまち」を標榜する取手市の新たなアートスポットとなっています。
- 主催|東日本ガス株式会社、取手アートプロジェクト実行委員会
- 実施期間|指名アーティスト選定期間:2010年6月1日(火)~7月1日(日)
デザイン制作期間:2010年7月1日(日)~9月30日(木) - 施工期間|2011年秋
- 審査員|審査員長:熊倉純子(TAP実施本部長/東京芸術大学教授)
副委員長:佐藤時啓(TAP実施副本部長/東京芸術大学教授)、森司(TAP実施副本部長/東京アートポイント計画ディレクター)
審査員:TAPスタッフ、東日本ガス社 - 審査日|2010年10月19日(火)
- 球形ガスホルダー所在地|茨城県取手市井野32番地 東日本ガス株式会社
- コンペティションコンセプト|景色との共生
- 指名アーティスト|浅野純人/岩本室佳/大塩博子/キジマ真紀/来栖義明/小磯竜也/中村隆介/松下徹
取手井野団地3街区ショッピングセンターエリア色彩計画「3カラプロジェクト」

TAPの拠点であるTappinoが位置する取手井野団地3街区ショッピングセンターエリアの外壁塗り替えに際し、エリア一帯の一階をアーティストによる統一デザインとするカラーリング計画です。
井野アーティストヴィレッジおよび東京芸術大学のアーティストのみなさん、また取手井野団地住民の方の協力のもと、デザイン決定、実現しました。
- 主催および審査|独立行政法人都市再生機構、財団法人茨城住宅管理協会、取手アートプロジェクト実行委員会
- 実施期間|住民投票:2010年4月11日(日)~4月18日(日)/最終審査:4月23日(金)
- 指名アーティスト|大塩博子(井野アーティストヴィレッジ入居アーティスト)/川越健太(井野アーティストヴィレッジ入居アーティスト)/佐藤時啓研究室(東京芸術大学先端芸術表現専攻)
最終審査にて、佐藤時啓研究室のデザインをベースに、大塩博子提案のシルエット案を取り入れる折衷案となることが確定し、2010年7月塗装が施されました。



















