公開選考会・作品プラン展示のお知らせ

公開選考会

全国公募で集まった作品プランを一般公開します。
来場者のみなさまによる一般投票ののち、審査員・TAPによる選考を経て、TAP2008をかたちづくる作品プランが決まります。 ゲスト・アーティストの作品プランも見ることができるこの機会に、ぜひお越しください。

日時
2008年8月9日(土)・10日(日)
両日とも10:00〜17:00
会場
東京芸術大学大学美術館取手館(取手校地)
入場無料・出入自由
審査員
みかんぐみ(建築家ユニット)
遠藤水城(キュレーター・ARCUS Projectディレクター)
岡田利規(チェルフィッチュ主宰/演劇作家・小説家)
熊倉純子(東京芸術大学准教授)
彦坂勝弘(取手井野団地自治会会長)
※宮沢章夫(劇作家・演出家・作家)は都合により審査をすることが出来なくなりました
進行
渡辺好明(東京芸術大学教授・取手アートプロジェクト実施本部長)
会場までのアクセス
電車の場合:
 JR常磐線「取手駅」東口から大利根交通バスで約15分→「東京芸大前」下車、徒歩1分
車の場合:
 常磐自動車道「谷和原I.C」から車で約45分
※駐車場がありますので、お車でのご来場も可能です。

審査員プロフィール

みかんぐみ
(建築家ユニット)
みかんぐみ
みかんぐみ
現在は加茂紀和子、曽我部昌史、竹内昌義、マニュエル・タルディッツの4人による建築設計事務所。1995年にみかんぐみ共同設立(当時有限会社、2002年から株式会社)。コラボレーションやワークショップも積極的に行い、さまざまな角度から制作活動を行っている。住宅、公共建築作品のみならず、横浜トリエンナーレの《FMヨコトリ・チケットブース》(2005)、BankART NYKの《ハンガートンネル》(2005)や、越後妻有アートトリエンナーレにおいて空家を再生した《BankART 妻有》(2006)など、現代アートからも大きな注目を集めている。また、団地について考察した『団地再生計画』(INAX出版2001)がある。
遠藤水城
(キュレーター・ARCUS Project ディレクター)
遠藤水城
遠藤水城
フリーランスのキュレーターとして世界各地で活躍。art space tetra(2004/福岡)、Future Prospects ArtSpace(2005/マニラ)、遊戯室(2007/水戸)などのアートスペースの設立にも携わる。2005年国際的な若手キュレーターに贈られる「Lorenzo Bonaldi Art Prize」受賞。「Singapore Biennale 2006」ネットワーキング・キュレーター。2007年、Asian Cultural Councilフェローで米国に滞在。共訳書にジェイムズ・クリフォード『ルーツ - 20世紀後期の旅と翻訳』(月曜社)がある。
岡田利規
(チェルフィッチュ主宰/演劇作家・小説家)
岡田利規
岡田利規(撮影:佐藤暢隆)
1973年 横浜生まれ。97年に「チェルフィッチュ」を結成。より遠くに行ける可能性のある作品を生み出すため、ある方法論を持ちつつも、その方法論をそれ以上「引き寄せないように、それをいつまでも掴んでいないように、すぐに手放すように」心がけるという、それ自体が不思議な方法論で演劇作業を実践する。04年発表の、『三月の5日間』で第49回岸田戯曲賞を受賞。06年6月ドイツミュールハイム劇作家フェスティバル"Stuecke'06/International Literature Project in the course of the Football World Cup 2006"日本劇作家代表として参加。 同年12月新国立劇場 the LOFTにて『エンジョイ』発表。07年デビュー小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』新潮社より発表し、翌年第二回大江健三郎賞受賞。08年3月最新作『フリータイム』をブリュッセル、ウィーン、パリとの国際共同作品として発表。
熊倉純子
(東京芸術大学准教授)
熊倉純子
熊倉純子
慶應義塾大学卒・修士課程(美学・美術史学)修了。パリ第十大学卒。1992年から10年間、(社)企業メセナ協議会に勤務し 、企業の芸術文化支援の促進に従事。出版、調査研究、国際シンポジウムなどを担当する。また、アーティスト・イン・レジデンスやアウトリーチ活動、アートNPOなど、「人」が主役のアートマネジメントを研究。「トヨタ・アートマネジメント講座」、「ドキュメント2000プロジェクト実行委員」など、新たな芸術インフラ開発のための支援プログラムにも携わる。02年4月より、東京芸術大学に新設された音楽環境創造科で社会と芸術を結ぶ人材を育成。TAP2004から3年間行われたアートマネージャー育成プログラム「TAP塾」の塾長を務める。
彦坂勝弘
(取手井野団地自治会長)
彦坂勝弘
彦坂勝弘
1936年、山形県鶴岡市宝町で生まれる。1955年、鶴岡工業高等学校電気通信科卒業後、田川炭鉱郵便局に入局。無線従事者免許取得。1957年、東芝電気釜設計製造、衛生管理者取得。1960年、電子磁気工業株式会社入社、日本初のホール素子による磁束密度計を商品化。同上労働組合結成、初代委員長となる。1969年、東京都世田谷区から公団住宅取手井野団地に転居。1977年、アマチュア無線開局、1987年〜1990年、HIMA(米国医療機器工業会)年次総会に日本代表で参加。2003年、取手市少年少女合唱団団長に就任。1992年〜1998年、日本大学法学部・法律学科に在籍。1975年〜1977年、1979年〜1982年、1989年〜現在、取手井野団地自治会会長。

作品プラン展示

TAP2008の作品プラン展示をおこないます。
TAP2008のゲスト・アーティスト、第23回国民文化祭・いばらき2008の関連事業としておこなう韓国との国際交流事業に参加する作家、公開選考会で選出された作家の作品プランを展示します。
(※みかんぐみの作品プラン展示はありません。)

日時
2008年8月9日(土)
 ゲスト・アーティスト、韓国との国際交流事業参加作家の作品プラン展示
2008年8月16日(土)・17日(日)
 公開選考会で選出された作家の作品プラン展示
各日とも12:00〜16:00
会場
井野アーティストヴィレッジスタジオ101
入場無料・出入自由
作品プラン展示作家
ゲスト・アーティスト:
 齋藤芽生(画家)
 生意気(クリエイティヴユニット)
 Port B(演劇ユニット)
韓国との国際交流プログラム参加作家:
 金沢寿美(TAP2002参加)
 鈴木勲(TAP2005・2007参加)
 山中カメラ(TAP2006参加)
会場までのアクセス
JR常磐線「取手駅」東口から徒歩15分、または、関東鉄道バス「井野団地」下車徒歩1分
※駐車場がありませんので、お車でのご来場はご遠慮下さい。